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大阪市旭区は治安悪い?最初に結論
こちらの結論に至った理由を、下記から具体的な数値とともに紹介いたします。大阪市旭区の治安が気になる人は、是非最後までご覧ください。
本記事のデータ参照元
▼別エリアの治安
犯罪傾向の概要:大阪市旭区(2022年 vs 2023年)
大阪市旭区の2022年と2023年の犯罪認知件数、一部犯罪内容を比較しました。
1. 犯罪認知件数の総数
- 2022年:698件
- 2023年:797件
前年と比較して約14%の増加が見られます。
2. 主な犯罪種類別の変化
- 凶悪犯
- 2022年:7件
- 2023年:13件(約2倍の増加)
- 窃盗犯
- 2022年:452件
- 2023年:529件(約17%増加)
- 特に自転車盗(2022年:198件 → 2023年:232件)の増加が目立ちます。
- 粗暴犯
- 2022年:61件
- 2023年:44件(約28%減少)
3. 増加が顕著な犯罪
- 自転車盗:+34件(約17%増加)
- 凶悪犯:+6件(約2倍の増加)
旭区では、2023年において犯罪認知件数が総じて増加しています。特に、自転車盗や凶悪犯の増加が目立ち、安全性の観点からの対策が重要であると考えられます。一方で、粗暴犯の減少は評価できるポイントです。
大阪市旭区と隣接自治体の治安比較(2023年)
大阪市旭区の治安傾向について、隣接する周辺自治体(大阪市城東区、大阪市鶴見区、大阪市都島区)と比較しました。
犯罪認知件数(人口10万人あたりの件数)
自治体 | 犯罪認知件数 | 人口(約) | 人口10万人あたりの件数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
旭区 | 797件 | 90,135人 | 885件 | 自転車盗が少なく治安は安定している。 |
城東区 | 1,274件 | 169,379人 | 751件 | 犯罪認知件数は多いが人口比では低い。 |
鶴見区 | 882件 | 111,725人 | 790件 | 旭区とほぼ同程度の治安状況。 |
都島区 | 1,384件 | 81,311人 | 1,703件 | 人口比での犯罪発生率が最も高い。 |
犯罪種別ごとの比較
- 凶悪犯
- 旭区: 13件
- 城東区: 11件
- 鶴見区: 5件
- 都島区: 24件
→ 旭区は城東区より多いが、都島区に比べれば少ない。
- 窃盗犯
- 旭区: 529件
- 城東区: 920件
- 鶴見区: 690件
- 都島区: 1,010件
→ 旭区は窃盗犯の発生が最も少ない。
- 粗暴犯
- 旭区: 44件
- 城東区: 75件
- 鶴見区: 43件
- 都島区: 102件
→ 粗暴犯の発生は鶴見区とほぼ同等。
2023年における大阪市旭区の治安状況は、隣接する城東区、鶴見区、都島区と比較して良好と言えます。特に窃盗犯が少なく、全体的な犯罪認知件数も少ないです。しかし、凶悪犯や粗暴犯に関しては若干の注意が必要です。
大阪府全体で見た大阪市旭区の治安状況(2023年)
大阪府全体の犯罪認知件数ランキングから大阪市旭区の治安状況を比較しました。
犯罪認知件数(人口10万人あたりの件数)
自治体 | 犯罪認知件数 | 人口(約) | 人口10万人あたりの件数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
大阪市旭区 | 797件 | 90,135人 | 885件 | 大阪府全体で中程度の治安状況。 |
大阪府全体 | 80,037件 | 8,764,509人 | 914件 | 平均値と比較してやや良好。 |
大阪市全体 | 39,408件 | 2,761,550人 | 1,426件 | 大阪市全体の平均より治安は良い。 |
旭区の人口10万人あたりの犯罪認知件数は、府全体の平均を下回り、大阪市全体の平均と比較しても良好な状況です。
旭区の治安ランキング(犯罪認知件数多い順)
順位 | 自治体 | 犯罪認知件数 | 人口(約) | 人口10万人あたりの件数 |
---|---|---|---|---|
1 | 大阪市中央区 | 6,106件 | 116,687人 | 5,230件 |
2 | 大阪市北区 | 4,906件 | 139,802人 | 3,510件 |
… | … | … | … | … |
34 | 大阪市旭区 | 797件 | 90,135人 | 885件 |
旭区は、大阪府内で 34位 に位置し、治安は比較的良い自治体といえます。
2023年における大阪市旭区の治安状況は、大阪府全体および大阪市全体の平均と比較して良好です。特に犯罪認知件数や人口10万人あたりの件数において、府内では低い水準を維持しています。ただし、他自治体と同様に、自転車盗や粗暴犯など特定の犯罪への注意が必要です。
大阪市が推進する防犯対策
ここまでの内容から、大阪市旭区は治安の悪いエリアと認識させてしまったと思います。事実、件数などを見るとそうなってしまうのですが、大阪市もこの状況を看過してはいません。ということで、次より大阪市の防犯への取り組みを見てみましょう。
1. 安全なまちづくり基本計画の策定
市民、事業者、警察などと連携し、「大阪市安全なまちづくり条例」に基づき、基本計画を策定。自らを守る意識の高揚、地域防犯活動の推進、推進体制の整備を基本方針としています。
2. 地域安全防犯対策の実施
- 大阪市安全なまちづくり推進協議会: 関係機関と連携し、防犯活動を推進。
- 客引き行為等の適正化: 迷惑行為の防止を図る。
- 子どものための「見守りカメラ」の設置: 公園や通学路に防犯カメラを設置し、子どもの安全を確保。
- 防犯ボランティア活動団体登録制度: 地域の防犯活動を支援。
- 市職員によるあんしんパトロール: 職員が地域を巡回し、安全を確認。
- 地域防犯活動のための市営住宅等活用: 市営住宅を防犯活動の拠点として提供。
これらの取り組みにより、大阪市は地域の安全と防犯意識の向上を図っています。
大阪市旭区はやばい?治安を総括
2023年の大阪市旭区は、犯罪認知件数が増加したものの、大阪府全体および大阪市全体と比較して治安の良い地域と評価されています。特に窃盗犯(自転車盗)の発生率が上昇している点が課題であり、防犯意識を高めることでさらなる治安改善が期待されます。
一方で、粗暴犯の減少や凶悪犯の発生率の抑制は、地域防犯対策の成果として評価できるポイントです。防犯カメラの設置や地域住民との協力を通じて、安心して暮らせる街づくりが引き続き進められています。
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大阪市都島区はやばい?治安悪い?他の大阪市の区や前年と比較してみた
大阪市旭区の2023年の犯罪認知件数は797件で、前年より約14%増加しました。特に自転車盗や凶悪犯の増加が目立ちます。
粗暴犯の発生件数は2023年に44件と、前年より約28%減少しました。暴行事件などの減少が治安改善に寄与しています。
人口10万人あたりの犯罪発生率は885件で、大阪府全体の平均(914件)や大阪市全体の平均(1,426件)を下回り、比較的治安の良い地域に位置づけられます。