東京都西東京市へ引っ越しを検討されている人に向けて、下記情報をお届けします。
- 数値で見る西東京市の住みやすさとデメリット
- 数値では分かりにくい西東京市の魅力
- 西東京市のデメリット・課題
- 結論|西東京市への引っ越しはあり?なし?
結論を先に言ってしまうと、西東京市への引っ越しはありだと思います!
以下より西東京市の住みやすさやデメリット、そして西東京市への引越しが「あり」と結論付けた理由を説明します。
西東京市について知りたい人は、是非最後までご覧ください。
目次
他の市と比べた西東京市の魅力
上記、緑色の線が西東京市の評価、オレンジ色の線が東京23区外で山手線駅までのアクセスが30分以内の駅を持つ市の平均評価となります。
それぞれ順々に見ていきましょう。
西東京市の都心への電車アクセス
まずは都心へのアクセスからです。西東京市は西武池袋線と西武新宿線の二つの線が走っています。
都心へ出るルートとしては、西武池袋線はひばりヶ丘駅から池袋駅まで急行で約18分、西武新宿線は田無駅から高田馬場駅まで急行で16分ほどで行けます。
西東京市の人口と将来人口
西東京市の人口は約21万人となっています。
また2045年までの将来人口は現在から約4%減少する予測となっています。
日本全体で人口が減少すると予測されている中、この4%減は悪くないと言えるコミン♪そのため、不動産価格の低下は他の地域と比べ下がりにくい傾向にあるかもしれないコミン♫
西東京市の治安について
西東京市の治安は他の市と比べ並み印象です。
と言うのも、令和3年の犯罪認知件数が1,018件だったのですが、これは西東京市の人口1,000人あたりの犯罪件数で言うと約4.94件となります。
平均が5件程度となりますので、先ほどの通り西東京市の治安は並みと言った評価となりました。
尚、周辺の市と比べると東久留米市は4.89件、小平市が4.5件となりますので、大差はないですが、それらと比べると西東京市は治安が少し悪いエリアと言えそうです。
西東京市の物件相場
西東京市の物件相場は以下となります。
- ワンルーム賃貸=約5万円
- 2LDK賃貸=約11万円
- 新築分譲マンション=約4,800万円
- 新築戸建=約5,000万円
これら金額は、他の東京23区外の市と比べると並みの印象です。
西東京市の1,000人あたりの医療施設数
西東京市には143の病院等医療施設があります。これを1,000人あたりで計算すると0.69件となります。
こちらも他の市と比べ並みの水準となります。
西東京市の育児環境について
育児関係ですが、西東京市の2021年待機児童数は97人だったようです。
また、認可保育施設は62あるようですが、生後3ヶ月未満のお子さんを預かってくれる施設の割合は約10%でした。
他の市と比べてみた西東京市の住みやすさ
6つの項目を紹介しましたが、このように見ていくと都心へのアクセスは良い印象でした。
対して待機児童の数から、お子さんを預けたい場合は苦労するかもしれません。
ちなみに、周辺の他の市も同様に調べてみたところ、このようになりました。
それぞれの市についても西東京市と同じように詳しく紹介しております。東京西部で引越し先を探している人は、そちらも是非ご覧ください。
▼東村山市についてはこちら
東村山市は引越しにあり?治安や物件相場など他の市と比べた魅力とデメリットを解説
西東京市の数値では分かりにくい良い点
さて、ここまでは数値で比較しやすい西東京市のポイントを見てきましたが、ここからは数値では測りにくい西東京市の魅力を紹介したいと思います。
今回紹介する内容は以下の3点となります。
- 乗り換えなしで新木場、横浜方面に行ける
- 始発駅がある
- 深夜バスがある
次より、それぞれの魅力を紹介していきます。
西東京市の魅力1|乗り換えなしで新木場、横浜方面に行ける
まず第一のひばりヶ丘駅・保谷駅から乗り換えなしで新木場・横浜方面に行ける点ですが、西武池袋線は東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線、東急東横線、みなとみらい線と直通運転をしているため、電車によっては乗り換えなしでそれら方面に移動できるのです。
そのため、西東京市の中でも西武池袋線に近いエリアは横浜方面・新木場方面に出やすく、通勤、通学、ショッピングやレジャーなどにとても便利です。
西東京市の魅力2|始発駅がある
第二の始発駅がある点ですが、西武池袋線・保谷駅、西武新宿線・田無駅にはそれぞれ始発電車が走ります。
そのため、早朝の通勤ラッシュ時であっても座っての通勤・通学ができる点、とても魅力的だと思います。
西東京市の魅力3|深夜バスがある
第3の深夜バスがあることについてですが、保谷駅、ひばりヶ丘駅へは池袋駅からの終電後も深夜急行バスを使って帰れます。
祝日、年末を除いた月曜日から金曜日の25時発車限定になりますが、終電後も西武バスが深夜急行バスを出してくれているのです。
Webでの事前予約が必要となりますが、いざという時とても心強い存在となるでしょう。
西東京市へ引っ越す前に知っておきたいこと
それでは、次に西東京市に引っ越すなら事前に知っておきたい点を紹介します。
今回は、西東京市の浸水ハザードマップを紹介します。
こちらは西東京市の洪水ハザードマップとなります。
西東京市に流れる石神井川(しゃくじいがわ)、新川(しんかわ)白子川周辺は、浸水のリスクがあるようです。 尚、川沿いではない地域でも浸水の可能性があるエリアもあります。ということで、浸水リスクは予め確認しておくべきでしょう。
また、東京都都整備局の地震に関する地域危険度測定調査によると、建物倒壊危険度・火災危険度・災害時活動困難系数から見る西東京市の地域別総合危険度はエリアにより1〜4となっています。
5段階中の4というのは、ある程度リスクも高いエリアということになります。引越しを検討されている人は、そちらも事前に確認をした方が良いでしょう。
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結論|西東京市の住みやすさは良い?悪い?
西東京市について総括します。
西東京市は西武池袋線を使うことでひばりヶ丘駅から池袋駅まで18分、西武新宿線の田無駅から高田馬場駅まで16分ほどで出られます。
また、それだけではなく、 西武池袋線は東京メトロ副都心線、東京メトロ有楽町線、東急東横線、みなとみらい線などに直通運転をしている点から、 都心への移動時間以上にアクセス力の高いエリアと言えるでしょう。
対して、育児環境は他のエリアと比べると悪い印象でした。
西武池袋線・保谷駅、西武新宿線・田無駅は都心方面に始発電車がある点、曜日・時間限定ですが池袋駅から終電後も深夜バスがある点など、 魅力の多い市でもあります。
23区より西のエリアで引越しを検討されている人は、西東京市も候補に挙げてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事はYouTubeで動画にもしています。もしよろしければ、そちらも是非ご覧ください。