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北九州市若松区はやばい?治安悪い?最初に結論
こちらの結論に至った理由を、下記から具体的な数値とともに紹介いたします。北九州市若松区の治安や住みやすさが気になる人は、是非最後までご覧ください。
本記事のデータ参照元
北九州市若松区の2022年と2023年の犯罪傾向の違い
以下に若松区の2022年と2023年の犯罪傾向の違いをまとめました。
年度 | 総犯罪認知件数 | 凶悪犯 | 粗暴犯 | 窃盗犯 |
---|---|---|---|---|
2022年 | 334件 | 5件 | 40件 | 204件 |
2023年 | 347件 | 2件 | 40件 | 215件 |
増減 | +13件 | -3件 | ±0件 | +11件 |
傾向分析
- 総犯罪認知件数
2023年では、2022年と比べて13件増加しました。 - 凶悪犯
凶悪犯の発生件数は3件減少しました。凶悪犯罪の抑制が見られます。 - 粗暴犯
粗暴犯の件数は変わらず、40件で横ばいです。 - 窃盗犯
窃盗犯の件数が11件増加しており、窃盗関連犯罪の増加が特徴的です。
若松区の犯罪傾向を見ると、凶悪犯の減少は良い兆候である一方で、窃盗犯罪の増加が地域の課題として浮き彫りになっています。
北九州市若松区で近年発生した凶悪犯
福岡県北九州市若松区では、2000年以降、以下の凶悪犯罪が発生しています。
若松区青葉台南における主婦殺人事件(2006年)
2006年、若松区青葉台南で主婦が殺害される事件が発生しました。福岡県警察は、この事件に関する情報提供を呼びかけています。
これらの事件を受け、地域の安全対策が強化され、住民の防犯意識も高まっています。引き続き、地域社会全体で協力し、犯罪抑止に努めることが重要です。
北九州市若松区と周辺自治体の治安比較
以下に若松区の2023年の治安の傾向を周辺自治体と比較した結果をまとめました。
自治体名 | 総犯罪認知件数 | 凶悪犯 | 粗暴犯 | 窃盗犯 | 人口あたりの犯罪割合 |
---|---|---|---|---|---|
若松区 | 347件 | 2件 | 40件 | 215件 | 0.44% |
門司区 | 426件 | 1件 | 53件 | 263件 | 0.46% |
戸畑区 | 297件 | 1件 | 32件 | 173件 | 0.54% |
小倉北区 | 1,908件 | 22件 | 281件 | 1,104件 | 1.08% |
小倉南区 | 1,241件 | 9件 | 150件 | 833件 | 0.61% |
傾向分析
- 総犯罪認知件数
若松区は総犯罪認知件数が347件で、門司区(426件)や小倉北区(1,908件)と比較して低いものの、戸畑区(297件)よりは多い結果となりました。 - 凶悪犯
若松区の凶悪犯は2件で、門司区や戸畑区の1件より多いが、小倉北区(22件)、小倉南区(9件)と比較するとかなり少ない。 - 粗暴犯
粗暴犯は40件で横ばい傾向にあり、門司区(53件)、小倉北区(281件)などに比べると抑えられているものの、戸畑区(32件)よりは多い。 - 窃盗犯
窃盗犯は215件で、門司区(263件)、小倉北区(1,104件)、小倉南区(833件)に比べると少ないが、戸畑区(173件)よりは多い。 - 人口あたりの犯罪割合
若松区の人口あたりの犯罪割合は0.44%で、周辺自治体の中では比較的低い部類に入ります。
若松区は、凶悪犯の少なさや人口あたりの犯罪割合の低さから見て、比較的安全な地域といえます。しかし、窃盗犯や粗暴犯の件数に対しては、さらなる対策が必要です。
北九州市若松区の治安ランキング
以下に、若松区の2023年の治安傾向を、福岡県全体で見た際の治安状況と治安ランキングにまとめました。
若松区の治安傾向(2023年)
- 人口あたりの犯罪割合: 0.44%
- 総犯罪認知件数: 347件
- 人口あたりの犯罪割合は、福岡県全体と比較して中間程度の位置にあり、大都市部(例: 福岡市中央区や博多区)に比べると良好であるものの、郊外部や小規模自治体に比べるとやや高めです。
若松区の順位
以下は、治安が悪い順の一部ランキングです。(上位5自治体と若松区を含む)
順位 | 自治体名 | 人口あたりの犯罪割合 | 総犯罪認知件数 |
---|---|---|---|
1 | 福岡市中央区 | 1.37% | 2,734件 |
2 | 福岡市博多区 | 1.25% | 3,034件 |
3 | 福岡市東区 | 0.64% | 2,082件 |
4 | 北九州市小倉北区 | 1.08% | 1,908件 |
5 | 福岡市西区 | 0.64% | 1,328件 |
25 | 北九州市若松区 | 0.44% | 347件 |
2023年の福岡県内72自治体を犯罪割合が高い順でランキングした結果、北九州市若松区は25位に位置しています。これにより、県内で治安が良いと評価される自治体の中ではやや治安が悪いとされていますが、大都市部ほどではありません。
北九州市若松区の犯罪に対する取り組み
北九州市若松区では、地域の安全・安心を確保するため、以下の防犯対策が実施されています。
1. 防犯灯の設置と補助制度
自治会が主体となり、夜間の犯罪や交通事故防止を目的に防犯灯を設置しています。市はこれらの設置費用や維持管理費の一部を補助し、地域の安全性向上を支援しています。
2. 生活安全パトロール隊の活動
地域住民が自主的に結成した「生活安全パトロール隊」が、犯罪防止や子どもの見守り活動を行っています。市は安全・安心指導員による助言や、パトロール用品の提供などでこれらの活動を支援しています。
3. 住まいの防犯対策の推進
市は、住民一人ひとりの防犯意識向上を目的に、在宅時や短時間の外出時でも施錠の徹底を呼びかけています。また、防犯設備の活用や不審者への注意喚起など、具体的な防犯対策を提案しています。
4. 防犯コミュニティガイドの作成
犯罪が起きにくい環境づくりを推進するため、「防犯コミュニティガイド」を作成し、公共施設や住宅の防犯対策の具体的手法を提供しています。これにより、市民や企業が防犯意識を持って行動することを促進しています。
出典:北九州市公式サイト
これらの取り組みにより、若松区では地域全体で協力し、安全・安心なまちづくりを推進しています。
北九州市若松区で発生した近年の自然災害
現在のところ、北九州市若松区で発生した具体的な自然災害に関するニュース情報は見つかりませんでした。しかし、北九州市全体では、土砂災害や洪水、高潮、津波などのリスクが指摘されています。市では「北九州市防災ガイドブック」を作成し、各種災害の特徴や避難のポイントを掲載しています。
さらに、若松区では土砂災害の恐れがある地域に対して、避難情報の発令対象地域を指定しています。大雨などにより土砂災害の危険性が高まった場合、市が避難情報(避難指示など)を発令します。対象地域は「土砂災害特別警戒区域」や「土砂災害警戒区域及びその周辺地域」などで、小学校区別に詳細が公開されています。事前に自身の居住地がこれらの対象地域に含まれているか確認し、適切な避難行動をとる準備をしておくことが推奨されます。
出典:北九州市公式サイト
日頃からこれらの情報を確認し、災害時に迅速かつ安全に行動できるよう備えておくことが大切です。
北九州市若松区はやばい?全体の総括
北九州市若松区は、福岡県内の治安状況において中間的な位置にあるものの、窃盗犯の増加や地域防犯活動の重要性が浮き彫りとなっています。自治会や住民の防犯活動が進む中で、防犯意識のさらなる向上が鍵となります。
若松区では2023年、総犯罪認知件数が前年より13件増加しましたが、凶悪犯は3件減少しました。窃盗犯の増加が特徴的で、地域の防犯意識向上が課題です。
若松区の犯罪割合は0.44%で、周辺自治体の中では比較的治安が良い部類に入りますが、戸畑区と比較するとやや犯罪件数が多い結果となっています。
福岡県内72自治体の中で、若松区は犯罪割合が高い順で25位に位置します。大都市部に比べて治安は良いものの、さらなる改善が求められます。