川崎市住みやすさランキング!治安や子育てなどから市内7つの区を比較

川崎市住みやすさランキング
この記事でわかること

川崎市内7つの区の中での住みやすさランキング

市内に7つの区を持つ川崎市。それら区を「都心へのアクセス」「将来人口」「治安」「物件相場」「医療施設数」「待機児童数」の6項目で住みやすさランキングを作りました。

コミン

湾岸エリアと内陸側で走る鉄道も違うため、シンプルにランキングが高い区がいいですよね!とはなりませんが、これから川崎市内へ引っ越そうと考えている人の参考にしていただければ幸いです。

川崎市住みやすさランキング

順位総合点グラフ
1位幸区19点
1位中原区19点
1位高津区19点
3位多摩区18点
5位麻生区17点
5位宮前区17点
7位川崎区16点

▼都心へのアクセス
山手線駅まで出られる時間で算出しています。
5点=15分以内
4点=20分以内
3点=25分以内
2点=30分以内
1点=30分以上

▼将来人口
現在の人口に対して2045年の人口増減率で算出しています。
5点=110%越え
4点=100%越え
3点=90%超え
2点=80%超え
1点=80%未満

▼治安
人口1000人あたりの犯罪認知件数を下記基準で評価しています。
5点=1000人あたりの犯罪4未満
4点=   〃      5未満
3点=   〃      6未満
2点=   〃      8未満
1点=   〃      8以上

▼物件相場
山手線主要駅から30分程度で行ける各自治体のワンルーム賃貸・2LDK賃貸・分譲マンション・分譲戸建の金額を安い順から当分で5段階評価し、更にその合計ポイントを5段階に再評価したものを最終評価としています。

▼医療施設数
山手線主要駅から30分程度で行ける各自治体の平均に対して下記基準で評価しています。
5点=30%以上
4点=10%以上30%未満
3点=前後10%未満
2点=10%以上30%未満
1点=30%以上

▼育児
待機児童数に対して下記基準で評価しています。
5点=待機児童0
4点=待機児童5未満
3点=待機児童10未満
2点=待機児童50未満
1点=待機児童50以上

早速結論からお伝えすると、川崎市内の住みやすさランキング1位は同率で「幸区」「中原区」「高津区」の3区となりました。

特に幸区と中原区は、グラフ的にも全く同じパラメータとなっています。それに対して高津区は、人口1000人あたりの医療施設数は劣るものの物件相場がお得なため、総合点で同率1位となりました。

以下、各項目ごとに詳しく見てみましょう。

都心へのアクセス力

川崎市 都心へのアクセス

川崎市内にある各区の主要駅から山手線に出れる時間で5段階評価しました。結果、

  • 幸区・川崎区=川崎駅から品川駅まで9分
  • 中原区=武蔵小杉駅から大崎駅まで9分
コミン

ということとで、「幸区」「川崎区」「中原区」が最大評価の5点となりました。 

人口増加率

川崎市ですが、現在の人口に対して2045年の人口が7区中4で増加と予測されています。

ご存知の通り、日本全体で人口減が予測されている中、川崎市は全体で見れば上昇が予測されている稀有なエリアと言えるでしょう。

コミン

都心に出やすいのはもちろん、お隣大田区は羽田空港がある点、そして品川や新横浜から新幹線が使いやすい点など、その立地から川崎市は将来的にも人気のエリアなのでしょう。

治安

上記の表は、令和3年の各区の犯罪認知件数一覧となります。全体的に1000人あたりの犯罪認知件数が低く、他の市と比べても治安の良いエリアと言えるのですが、川崎区だけ例外となります。

川崎区は沿岸エリアとなるため、昔から治安が悪いエリアとして知られています。かつてと比べると治安は良くなっていると思いますが、それでも他の区と比べれば川崎区は治安が悪いと言えるでしょう。

コミン

治安だけで考えるなら、川崎区は避けたほうが良いかもしれません。

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物件相場

物件相場をまとめると、上記の通りとなりました。

トータルでは「幸区」と「中原区」が高い傾向にあるようですが、もちろん条件などによってお得に住める物件はあると思います。

医療施設数

人口あたりの医療施設数は、川崎市全体を見ても特段高いとは言えないようです。

「川崎区」「宮前区」「高津区」の3区については、平均を下回る結果となりました。

コミン

ただ、当然区外の医療施設も使えるため、この点は参考程度で問題ないでしょう。

保留児童数

2021年の待機児童数(神奈川県の場合は保留児童数)については、上記の通りとなりました。

川崎市自体人気の街ということで、子育て世帯も集まりやすいのだと思います。そして、それに対して保育施設がまだ追いついていないことが上記の結果から伺えます。

コミン

川崎市の場合、どの区に引っ越したとしてもお子さんをあずけるのには苦労しそうです。

川崎市の住みやすさ総括

総合ランキングは冒頭でもお伝えした通り「幸区」「中原区」「高津区」が同率の1位となりましたが、各項目を個別で見ていくと…

  • 都心へのアクセス=「幸区」「川崎区」「高津区」「中原区」
  • 将来人口=「幸区」「川崎区」「高津区」「中原区」
  • 治安=「川崎区」以外
  • 物件相場=「川崎区」「麻生区」「多摩区」
  • 医療施設数=「幸区」「麻生区」「多摩区」「中原区」
  • 待機児童数=全ての区でよくない

上記の区が良いようです。

コミン

人によって重要視するポイントは変わってくると思います。川崎市内に引越しを検討している人は、譲れないポイントを一つ作り、そこを軸にして考えていくとスムーズに決められるかもしれませんね。