東京都立川市へ引っ越しを検討されている人に向けて、下記情報をお届けします。
- 数値で見る立川市の住みやすさとデメリット
- 数値では分かりにくい立川市の良いところ
- 立川市のデメリット・課題
- 結論|立川市への引っ越しはあり?なし?
結論を先に言ってしまうと、立川市への引っ越しはありだと思います!
以下より立川市の住みやすさやデメリット、そして立川市への引越しが「あり」と結論付けた理由を説明します。
立川市について知りたい人は、是非最後までご覧ください。
目次
他の市と比べた立川の魅力
上記、緑色の線が立川市の評価、オレンジ色の線が東京23区外で山手線駅までのアクセスが30分以内の駅を持つ市の平均評価となります。
それぞれ順々に見ていきましょう。
立川市の都心への電車アクセス
まずは都心へのアクセスからです。
立川市はJR中央線・JR青梅線、JR南武線、西武拝島線、多摩都市モノレールと5つの線が走っています。
都心へ出るルートとしては、JR中央線が一番出やすく立川駅から新宿駅まで27分ほどで出られます。
立川市の人口と将来人口
立川市の人口は約18.5万人となっています。
また2045年までの将来人口は現在から約8%減少する予測となっています。
日本全体で人口が減少すると予測されている中、この8%減は悪くないと言えるでしょう。
立川市の治安について
立川市の治安は他の市と比べ並みと言った印象です。
と言うのも、令和3年の犯罪認知件数が1,105件だったのですが、これは立川市の人口1,000人あたりの犯罪件数で言うと約5.97件となります。
平均が5件程度となりますので、先ほどの通り立川市の治安は良いと言った評価となりました。
尚、同じJR中央線沿線の市と比べると、国立市が6.2件、国分寺市は4.65件、小金井市が4.72件でした。
立川市の物件相場
立川市の物件相場は以下となります。
- ワンルーム賃貸=約5.8万円
- 2LDK賃貸=約18万円
- 新築分譲マンション=約4,600万円
- 新築戸建=約4,100万円
これら金額は、他の東京23区外の市と比べると並と言った印象です。
立川市の1,000人あたりの医療施設数
立川市には154の病院等医療施設があります。これを1,000人あたりで計算すると0.83件となります。
この数値は他の市と比べると高い水準となります。
立川市の育児環境について
育児関係ですが、立川市の2021年待機児童数は47人だったようです。
また認可保育施設は46、生後3ヶ月未満のお子さんを預かってくれる施設の割合は70%でした。
他の市と比べてみた立川市の住みやすさ
6つの項目を紹介しましたが、このように見ていくと一人当たりの医療施設数が多い印象でした。また、他の市と比べて大きく見劣りする点はない市であることもわかりました。
ちなみに、JR中央線沿線の他の市と比べると、このようになりました。
それぞれの市についても立川市と同じように詳しく紹介しております。中央線で引越し先を探している人は、そちらも是非ご覧ください。
▼国立市についてはこちら
国立市の住みやすさを分析!実は治安悪い?他の市と比べた魅力やデメリットを紹介
立川市の数値では分かりにくい良い点
さて、ここまでは数値で比較しやすい立川市のポイントを見てきましたが、ここからは数値では測りにくい立川市の魅力を紹介したいと思います。今回紹介する内容は4点となります。
- 多くの商業施設がある
- 昭和記念公園がある
- 空港バスがある
- 都心への複数迂回ルートがある
次より、それぞれの魅力を紹介していきます。
立川市の魅力1|多くの商業施設がある
まず第一に、立川市内には多くの商業施設があります。
IKEAやららぽーと、伊勢丹にビックカメラ、ドン・キホーテなど、大概のものが立川市内で揃う環境にあります。
遠出をせずとも買い物に不自由しない点、立川市の魅力と言えるでしょう。
立川の魅力2|昭和記念公園がある
第二に、立川市には昭和記念公園があります。
公園内は無料エリアもありますので、気分転換に散歩に出るのも良いでしょう。
また、有料エリアではバーベキューやサイクリングなどが楽しめます。
友人や家族と充実した時間を過ごせるでしょう。
立川の魅力3|空港へのバス
第三に立川駅からは羽田空港までバスが出ています。
電車で羽田空港まで行く場合、どのようなルートを使っても2度3度は取り替えが発生します。
大きなスーツケースを持っての電車乗り換えは大変ですよね。
それがバス移動であれば、乗り換えなしで行けるのでとても楽です。
料金もそこまで高くありません(記事公開時片道1,800円)ので、立川へ引っ越した際は積極的に利用したいものです。
立川の魅力4|都心への複数迂回ルートがある
そして最後に都心への複数迂回ルートがあることを紹介します。
立川駅から都心に出る場合、中央線を使うのが1番便利です。
ですが、その中央線も止まることがあります。
その場合、迂回することで立川市内から都心へ行き来が可能です。
例えば、南武線を使い分倍河原駅に出れば、そこから京王線で新宿まで行けます。
反対に多摩都市モノレールで玉川上水駅まで出れば、そこから高田馬場・西武新宿駅に向かえます。
このように、中央線が止まっても複数ルートから都心へ行き来ができるのはとても便利なことだと思います。
と言うことで、こちらも立川市の大きな魅力と言えるでしょう。
立川市へ引っ越す前に知っておきたいこと
こちらが立川市のハザードマップとなります。
浸水に関しては最大で5メートルほどの被害が想定されているようです。
また、立川市は多摩川にも接しているのですが、そこだけに注目をすると最大で10メートルほど浸水する可能性があるようです。
こちらは土砂災害ハザードマップとなります。
こちらも多摩川沿いを中心に土砂災害特別警戒区域があります。
立川市の液状化に対するリスクですが、このようになるそうです。
緑色が液状化の可能性が低いエリア、黄色が可能性があるエリアとなります。
このように見てみると、やはり多摩川沿いの方がリスクがあるようです。
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結論|立川市の住みやすさは良い?悪い?
立川市について総括します。
立川市はJR中央線を使うことで新宿駅まで27分ほどで出られます。
と言うことで、都心に対して近いとは言えないものの、充分に通勤・通学圏内だと思います。
他の市と比べた場合、1000人あたりの病院数が優れていることがわかりました。
また、そのほかに関しては、治安は劣るものの全般的に平均的な評価となりました。
IKEAやららぽーと、伊勢丹などの商業施設が多い点、都心への複数迂回ルートがある点など、魅力の多い市でもあります。
事前にバザードマップは確認しておいた方が良いですが、魅力的な街でもありますので、立川市の引越し、前向きに検討してみてはいかがでしょうか?