東京都国立市へ引っ越しを検討されている人に向けて、下記情報をお届けします。
- 数値で見る国立市の住みやすさとデメリット
- 数値では分かりにくい国立市の良いところ
- 引越し前に知っておきたいこと
- 結論|国立市への引っ越しはあり?なし?
結論を先に言ってしまうと、国立市への引っ越しはありだと思います!
以下より国立市の住みやすさやデメリット、そして国立市への引越しが「あり」と結論付けた理由を説明します。
国立市について知りたい人は、是非最後までご覧ください。
目次
国立市の評判
本記事の内容は、YouTubeの動画としても公開しています。
そちらでは国立市在住の皆様から住みやすさについて、多くのコメントをお寄せいただいております。実際に住んでいる皆様からのご意見となりますので、とても参考になる情報ばかり!是非ご覧ください。
国立市のメリット・良い点
- 国立市は自然がとても多く、特に春になると桜通り、大学通りの桜が咲き美しい景色を楽しめます。 とても良い市だと個人的には思います!
- スーパー、薬局、コンビニなど、駅近なら、便利です。
- 美容院、歯科、病院には困らないと思う。(沢山あるから)
国立市のデメリット・悪い点
- 住んでいて感じることは、引っ越すなら南武線の線路より北側(国立駅側)に引っ越したほうがよいということです。交通の便もそうですが、北側と南側では見えない壁のようなものを感じます。
- 国立市は市に警察署が有りません。それ故に立川警察署管轄の交番しかありませんので、軽犯罪が多い傾向にあります。
- 中央線は特快が止まらない。
以下の記事内容にもありますが、1000人あたりの犯罪認知件数から治安はあまり良くないとさせていただいたのですが、それに対する住民の皆様からコメントをいただけたのは、とても参考になりました。
他にも治安に関するコメントがありますので、ぜひ動画の方もご覧ください。
他の市と比べた国立の魅力
上記、緑色の線が国立市の評価、オレンジ色の線が東京23区外で山手線駅までのアクセスが30分以内の駅を持つ市の平均評価となります。
それぞれ順々に見ていきましょう。
国立市の都心への電車アクセス
まずは都心へのアクセスからです。
国立市はJR中央線・JR南武線の2つの線が走っています。都心へ出るルートとしては、JR中央線が一番出やすく国立駅から新宿駅まで28分ほどで行けます。
国立市の人口と将来人口
国立市の人口は約8万人となっています。
また2045年までの将来人口は現在から約5%減少する予測となっています。
日本全体で人口が減少すると予測されている中、人口があまり減らないと言うことでこの数値からも魅力度の高い街であることが伺えます。
国立市の治安について
国立市の治安は悪い印象です。
と言うのも、令和3年の犯罪認知件数が473件だったのですが、これは国立市の人口1,000人あたりの犯罪件数で言うと約6.2件となります。
他の市の1,000人あたりの犯罪発生件数が平均5件程度となりますので、先ほどの通り国立市の治安は悪いと言った評価となりました。
尚、同じJR中央線沿線の両隣の市と比べると、国分寺市が4.65件、立川市が5.97件となりますので、それらの市と比べても治安は悪い印象となります。
国立市の物件相場
物件相場は以下となります。
- ワンルーム賃貸=約5.8万円
- 2LDK賃貸=約11万円
- 新築分譲マンション=約4,600万円
- 新築戸建=約5,300万円
これら金額は、他の東京23区外の市と比べると高めな印象です。
国立市の1,000人あたりの医療施設数
国立市には82の病院等医療施設があります。これを1,000人あたりで計算すると1.07件となります。この数値は他の市と比べると高い水準となります。
と言うのも、今回調査しました都心へ30分前後で出られる東京23区外63の行政区分の中でも、1000人あたりの医療施設数が1を超えているのは、国立市を含めて6つしかありません。
と言うことで、この数字はとても優れたものなのです。
国立市の育児環境について
育児関係ですが、2021年は待機児童が27人だったようです。
また、認可保育施設は21あるようですが、生後3ヶ月未満のお子さんを預かってくれる施設の割合は約38.1%でした。
出産後、早々にお仕事に復帰されたい人は、国立市は向かないかもしれません。
他の市と比べてみた国立市の住みやすさ
6つの項目を紹介しましたが、このように見ていくと一人当たりの医療施設数が多い市であることがわかりました。
反面、都心へのアクセス、治安、物件相場は平均よりも下回る結果となりました。
ちなみに、JR中央線沿線の左右両隣の市と比べると、このようになりました。
それぞれの市についても国立市と同じように詳しく紹介しております。
中央線で引越し先を探している人は、そちらも是非ご覧ください。
▼国分寺市についてはこちら
国分寺市の住みやすさ分析!治安・子育て環境・物件相場など他の市と比較
国立市の数値では分かりにくい良い点
さて、ここまでは数値で比較しやすい国立市のポイントを見てきましたが、ここからは数値では測りにくい国立市の魅力を紹介したいと思います。
今回はKuniKuni-Biz(くにビズ)くにたちビジネスサポートセンターを紹介します。
国立市は、小規模事業者・中小企業を対象としたビジネスコンサルティングを展開しています。
- 新規顧客を開拓したい
- もっと売れる商品を開発したい
- SNS集客に取り組みたい
- 金調達の支援を受けたい
これらを思っていたとしても、なかなか難しいものです。
それが国立市であれば、無料で何度でも相談に乗ってくれるのです。
しかも相談に乗ったらそれでおしまい、ではなく一緒に考えそして成果が出るまでサポートしてくれるのです。
クニビズの支援は、副業や複業・フリーランスの個人の方も対象としています。
色々なチャレンジをしたい!と思った際、このような支援があると言うのは心強いものです。
国立市の近隣の市であれば別の市の人も利用できるそうですが、遠方の方は断られることもあるそうです。
市がこのようなビジネス支援をする取り組みは、東京都内では初とのこと。
それだけ国立市は事業育成に力を入れていると言うことになります。
これは、とても大きな魅力だと思いました。
国立市へ引っ越す前に知っておきたいこと
それでは、次に国立市に引っ越すなら事前に知っておきたい点を紹介します。
今回は、国立市のハザードマップを紹介します。
こちら国立市の洪水ハザードマップとなります。国立市の南部は多摩川と接しているため、最大で10メートルほどの洪水被害が想定されています。
2日間の総雨量が588mmと言ったかなりの大雨が続かない限りこのようなことにはなりません。
と言うことで通常の雨であれば心配する必要はありませんが、国立市南部へ引越しを検討されている人は万が一に備え、色々と準備をしておいた方が良いでしょう。
尚、多摩川の影響もあり南部は液状化も危惧されるエリアがあります。
また、中央線から北の一部も液状化の可能性があるようです。
こちらも、引越し前に事前に確認しておいた方が良いでしょう。
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結論|国立市の住みやすさは良い?悪い?
国立市について総括します。
国立市はJR中央線を使うことで新宿駅まで28分ほどで出られるエリアにあります。
大きな特徴として、一人当たりの医療施設数は他の市と比べてもとても多いようでした。
反面、治安と物件相場は平均よりも見劣りするようです。
尚、将来人口が減少予測となっていますが、それでも5%しか減りません。
ということは、将来的な物件相場の減少幅も他のエリアと比べると低いことでしょう。
そのように考えると、国立市への分譲戸建はありかも知れませんね。
こちらの内容は、動画でも紹介しています。よろしければ、そちらも是非ご覧ください。