目次
江戸川区の住みやすさ｜最初に結論
- 物件相場安め
- 待機児童数０
- 将来人口減
- 病院数少なめ
江戸川区は、都心へのアクセスが良く、子育て支援が充実したベッドタウンです。また、大規模な公園や水族館など、自然と文化を楽しめるスポットも多くあります。以下に、江戸川区の魅力を3つのポイントでまとめました。
- 5本の鉄道と3本の高速道路が通っていることから、都心方面にダイレクトアクセスできます。首都高速C2号中央環状線や首都高速7号小松川線、首都高速湾岸線などの高速道路も多く繋がっており、車での移動もスムーズです。
- 子育て支援が充実！乳児養育手当や保育ママなどのサービス 江戸川区は、子育て世代に優しい政策を展開しています。0歳の子どもがいるファミリーには、江戸川区独自の「乳児養育手当」を支給しています。
- 自然と文化を楽しめる総合レクリエーション公園や葛西臨海水族園などのスポットがあります。何を隠そう江戸川区は区民1人当たりの公園面積が23区内で1位！自然に触れることができる街なのです。
このような特徴を持つ東京都江戸川区ですが、その住みやすさを端的にお伝えすると、物件相場が23区内では安く、待機児童０の街となります。ですが病院数は23区内では少ないとなります。
以下より、具体的な数値とともに詳しく紹介しますので、是非最後までご覧ください。
江戸川区と他の区を比較
▼アクセス力
山手線駅まで出られる時間で算出しています。
5＝15分以内
4＝20分以内
3＝25分以内
2＝30分以内
1＝30分以上
▼将来人口
現在の人口に対して2045年の人口増減率で算出しています。
110％越え＝5
100％越え＝4
90％超え＝3
80％超え＝2
80％未満＝1
▼治安
人口1000人あたりの犯罪認知件数を下記基準で評価しています。
5＝1000人あたりの犯罪4未満
4= 〃 5未満
3= 〃 6未満
2＝ 〃 8未満
1＝ 〃 8以上
▼物件相場
東京23区の賃貸・分譲それぞれの平均に対して
5＝30％以上お得な価格
4＝10％以上30％未満お得な価格
3＝前後10％未満の価格
2＝10％以上30％未満割高な価格
1＝30％以上割高な価格
と評価した上で、さらにそれを合計し再評価しています。
▼医療施設数
（極端に高い区を除外した）東京23区の平均に対して下記基準で評価しています。
5＝30％以上
4＝10％以上30％未満
3＝前後10％未満
2＝10％以上30％未満
1＝30％以上
▼育児
待機児童数に対して下記基準で評価しています。
5＝待機児童0
4＝待機児童5未満
3＝待機児童10未満
2＝待機児童50未満
1＝待機児童50以上
上記、緑色の線が江戸川区の評価、オレンジ色の線が他の東京23区の平均評価となります。それぞれ順々に見ていきましょう。
江戸川区のアクセス力
- JR総武線：「小岩駅」「平井駅」「東京駅」「有楽町駅」
- JR京葉線(東京－蘇我)：「葛西臨海公園駅」
- 京成本線：「京成小岩駅」「江戸川駅」
- 東京メトロ東西線：「西葛西駅」「葛西駅」
- 都営新宿線：「船堀駅」「一之江駅」「瑞江駅」「篠崎駅」
江戸川区は5路線・11駅あります。
乗り換え無しでJR総武線・都営新宿線は新宿方面、京成本線は成田空港に出られます。
また、JR京葉線・東京メトロ東西線・都営新宿線は千葉方面にも出られ、レジャーなどにも便利でしょう。
江戸川区の人口・将来人口
江戸川区の人口は、およそ690,645人となります。
2045年の将来人口は、現在より70,500人ほど減少し620,227人（89.8%）となるそうです。日本全国で人口減が予測されている中、10.2％の人口減予測は悪くない数値と言えます。
全国平均の落幅と比べると悪くはないものの、他の東京23区に目を向けると人口増加が予測される区もあります。そのため、それらと比べると不動産価格などは目減りしやすいかもしれません。
江戸川区の治安
周辺の区と比べると、江戸川区の治安は「平均的」な印象です。
と言うのも、令和4年の犯罪認知件数が3,605件だったのですが、これは江戸川区の人口1,000人あたりの犯罪件数で言うと5.22件となります。
他の区の1,000人あたりの犯罪発生件数が平均６〜７件程度となりますので、江戸川区の治安は「平均値」という評価になりました。
江戸川区は23区内で刑法犯罪認知件数の減少数が1位と、犯罪件数は減少傾向にありまが、自転車盗難などの非侵入窃盗犯がやや増えているようです。
江戸川区の物件相場
- ワンルーム賃貸＝約5万8000円
- 2LDK賃貸＝約12万8000円
- 分譲マンション＝約4,130万円
- 戸建＝約4,340万円
江戸川区の賃貸・分譲の物件相場は、上記となります。
表の通り周辺の他の区と比べると江戸川区の物件相場は安い評価になりました。
同じ23区の千代田区の賃貸ワンルームの物件相場は江戸川区の2倍となっており、家賃を抑えながら23区内住まいを考える方には候補となるのではないでしょうか。
江戸川区の病院数
江戸川区には436の病院等医療施設があります。
これを1,000人あたりで計算すると0.63件となり、今回の他の23区と比べると「少ない」水準となります。
江戸川区の育児
育児関係ですが、2022年のデータでは江戸川区の待機児童は0人だったようです。また、小児科は148、認可保育施設は147あるようです。
23区内でも待機児童が発生している区はあります。それに対して江戸川区は0人ということで、お子さんを預けたいご家庭にとっては嬉しいポイントとなるでしょう。
江戸川区に引っ越す前に知っておきたいこと
ここでは東京都都整備局が公開している、地震による地域危険度測定調査の内容をお伝えします。
上記は「建物倒壊危険度」「火災危険度」の2つから算出した5段階の「総合危険度」を色分けした図となります。
それによると江戸川区は一番危険度の少ないランク1（水色エリア）から危険度のランク5（茶色エリア）までを有する区となりました。
江戸川区内で特に危険度が高いエリア（ランク5）は、以下の通りとなります。
- 東京都江戸川区小松川４丁目
- 東京都江戸川区西瑞江３丁目
- 東京都江戸川区平井１丁目・２丁目
- 東京都江戸川区西篠崎２丁目
詳しくは、東京都都整備局の江戸川区ページに記載があります。江戸川区に引っ越しを検討されているようでしたら、是非一度目を通すことをおすすめします。
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結論｜江戸川区の住みやすさ
- 将来人口は減少予測【Bad！】
- 治安は平均値
- 物件相場は安い【Good！】
- 病院数は少ない【Bad！】
- 待機児童数は０【Good！】
江戸川区の住みやすさをチェックしてみたところ、上記の通りとなりました。
アクセス力が良く、物件相場が安いのはGoodポイントでしょう。反面、病院数が少ない点は注意が必要です。
江戸川区への引越し、前向きに検討してみてはいかがでしょうか^^
▼人口
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/tokyoto/profile/gaiyo/kushichoson.html
▼将来人口
https://jmap.jp/cities/detail/city/13123
▼治安
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/jokyo_tokei/jokyo/ninchikensu.files/R4.csv
▼物件相場
https://www.chintai.net/tokyo/area/13100/rent/1r/
https://www.chintai.net/tokyo/area/13100/rent/2ldk/
https://www.homes.co.jp/mansion/chuko/tokyo/koto-city/list//
https://www.homes.co.jp/kodate/chuko/tokyo/23ku/city/price/
▼待機児童数
https://www.hokatsunomikata.com/taiki_infos/650
▼病院数▼小児科数
https://jmap.jp/cities/detail/city/13123
▼認可保育施設数
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kiban/fukushi_shisetsu/shs_list/202305.html
▼東京都都整備局_地震に対する地域危険度測定調査の当該エリアページ
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/chousa_6/23edogawa.htm
本サイトで公開されている情報は、調査当時のデータとなります。そのため最新のデータは必ずご自身で確認されるようにしてください。
▼周辺の区
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他の23区と比較した東京都江戸川区の住みやすさを紹介します。